知っておきたい環境用語

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どじょうおせんたいさくほう

土壌汚染対策法

土壌汚染の状況の把握に関する措置や土壌汚染による人の健康被害の防止に関する措置を定める等の土壌汚染対策の実施を図ることで、国民の健康を保護するための法律。2002年制定、2003年2月15日に施行された。略称は土対法。たびたび見直しおよび改正が行われる。

本法律が制定される以前、土壌汚染については「水質汚濁防止法」や「廃棄物の処理及び清掃に関する法律（廃棄物処理法）」などにより未然防止対策が進められていた。また、すでに発生してしまった土壌汚染については定められた環境基準をもとに、個別に行政指導するなどに留まっており、法整備の必要性が高まっていた。さらに、これまでの法律の対象が農用地に限定されている中、工場跡地の土壌や地下水の汚染が数多く見られるようになったため、ようやく本法律が制定されるに至った。
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