知っておきたい環境用語
おんだんかがすさくげんじぎょう
温暖化ガス削減事業
日本など省エネが進んだ国が、自国内で高い費用をかけ温暖化ガスを削減する代わりに低コストで可能な海外で取り組み、その削減分を排出権として得る制度。京都議定書が認めた仕組みで、先進国の企業などが発展途上国側に技術や資金を支援する見返りに排出権を得る「クリーン開発メカニズム(CDM)」や先進国同士で協力する「共同実施(JI)」などがある。
通常は数年間のプロジェクトを組み、実施するには両国政府や国連機関の承認手続きが必要になる。日本政府が承認した件数は2002年の第1号案件からこれまでに223件に達している。
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