知っておきたい環境用語

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炭素クレジット

先進国の間で取引可能な温室効果ガスの排出削減量証明のこと。「カーボンクレジット」、「排出枠」、「排出権」、または単に「クレジット」ということもある。
地球温暖化防止のための京都議定書に参加する国はCO2の排出量上限が決められている。しかし、自国の排出削減努力だけで削減しきれない分については、排出量の上限に満たない国との間で排出量の取引をすることが認められている。この際、排出量は炭素クレジットとして取り扱われ、その取引単位を1t-CO2として売買することができる。
たとえば、排出削減目標を達成できない国は達成できた国から炭素クレジットを購入することで、その分の排出削減をしたとみなされる。
炭素クレジットには、AAU(初期割当量)、RMU(国内吸収源活動による吸収量分発行されるクレジット)、CER(クリーン開発メカニズムで発生するクレジット)、ERU(共同実施で発生するクレジット)の4種類ある。
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