知っておきたい環境用語
ほうこうぞくあみん
特定芳香族アミン
主に着色料(染料や顔料)として利用される化合物で、発がん性が認められている24種類の物質のこと。
化学構造式に「-N=N-」(アゾ基)を持つ化合物は「アゾ染料」と称され、着色料のうちの約7割を占めるといわれる。そのうち、アゾ基が還元分解されて「芳香族アミン」を生成するものがある。さらにその芳香族アミンの中で、発がん性が認められる物質24種類が「特定芳香族アミン」とされる。近年、その使用の法規制が進められている。
2015年12月、染料工場の元従業員らが相次いで膀胱がんを発症していることが明らかになり、同工場で扱っていた「オルトートルイジン」をはじめとする特定芳香族アミンが原因物質の疑いがある。現在、調査中(2016年1月現在)。
化学構造式に「-N=N-」(アゾ基)を持つ化合物は「アゾ染料」と称され、着色料のうちの約7割を占めるといわれる。そのうち、アゾ基が還元分解されて「芳香族アミン」を生成するものがある。さらにその芳香族アミンの中で、発がん性が認められる物質24種類が「特定芳香族アミン」とされる。近年、その使用の法規制が進められている。
2015年12月、染料工場の元従業員らが相次いで膀胱がんを発症していることが明らかになり、同工場で扱っていた「オルトートルイジン」をはじめとする特定芳香族アミンが原因物質の疑いがある。現在、調査中(2016年1月現在)。
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参考文献:http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000107468.html
http://nissenken.or.jp/service/safety_arylamines.html
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