環境トピックス

エコで勝負:三菱自動車 太陽電池用いた充電スタンド

三菱自動車は米カリフォルニア州にある同社の製造・販売会社の駐車場に太陽電池を使った電気自動車(EV)の充電スタンドを設置した。11月には米国で発売するEV「i-MiEV(アイ・ミーブ)」などの充電を想定し、米国でのEV普及を目指す。三菱自が太陽電池を活用したEV充電スタンドを設置したのは初めて。
 駐車場の屋根約130平方メートルに三菱電機製の太陽電池パネル96枚を敷き詰めた。パネルは、はんだに鉛を使わず、環境への負荷を低減。17キロワットの発電能力を持ち、充電電力を補助する。使用料は無料。3種類の充電方式(110ボルト、220ボルト、急速充電)を備え、同時に4台の充電が可能だ。
 米国で発売するアイ・ミーブは、現地のニーズに合わせて日本仕様に比べ広い車内空間を確保した。15年度に2万台の販売を見込んでいる。今後、全米約400の販売店にも順次EVスタンドを設置予定で、太陽電池の活用も検討している

2011.7月25日 毎日新聞

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