パネル4800枚ずらり 水戸浄水場でメガソーラー稼働

投稿日時 2011/08/02 | カテゴリ: 温暖化・エネルギー

災害時でも停電せず安定して水を供給できるよう、茨城県企業局は14日、那珂市の県中央水道事務所水戸浄水場で、最大出力1メガワットの大規模太陽光発電施設(メガソーラー)の稼働を始めた。
 県施設でのメガソーラーの導入は初めて。浄水場に設置された太陽光発電施設としては全国3位の規模という。
 県企業局によると、これまで同浄水場には自家発電装置がなく、大震災では一時停電。メガソーラーは災害時の代替電源となるだけでなく、普段も使うことで電力会社からの供給を減らし、夏場の電力不足対策に効果があることから、約4億7千万円を投じて設置することを決めた。通常は1年かかる工事を急ぎ、約3か月で完成させたという。
 1.4ヘクタールの敷地に、長さ1.5メートル、幅約1メートルの太陽電池パネル4800枚がずらりと並ぶ。見学した橋本昌知事は「首相は原発依存度を引き下げると言ったが具体策は見えない。県としては太陽光や風力など自然エネルギーを積極的に導入していく」と述べた。

2011.7月15日 朝日新聞




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