環境トピックス

鳥インフルで死亡か

― ベトナムの女性、妹が感染 ―

ベトナム北部のタインホア省で8歳の女児の鳥インフルエンザ(H5N1型)感染が確認され、その姉(13)も死亡していたことが8日、明らかになった。中部クアンナム省でも鳥が大量死。感染被害の広がりを懸念する衛生当局は全国の地方組織に感染症対策の強化を指示した。

死亡した女性は昨年12月31日に高熱と呼吸艱難のため入院、1月2日に死亡した。現地の病院関係者が明らかにした。妹は感染が確認されており、病院に入院しているため、姉も鳥インフルエンザに感染していた可能性が高いとみられる。ベトナムでH5N1型の感染が確認されたのは約10か月ぶり。

7日付タン・ニエン紙は、同国中部のクアンナム省で約1千羽の鳥が今月初めに死んだと報じた。原因は明らかになっていない。(後略)

(H21.1.9 日経)

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