環境トピックス

直下型地震に備え

― 首都圏400ヶ所観測 ―

文部科学省と東京大学などは首都圏の一都五県に微小な地震から大地震までとらえられる地震観測網を新設する。2011年度までに高性能の地震計を4百ヶ所に配備する。

約50ヶ所は設置済みで観測を始めた。さまざまな地震をとらえ地下構造を解明できる世界でも例のない大規模観測網を作り、首都直下の「地震の巣」を監視する。(中略)

首都圏では過去4百年でマグニチュード(M)7級の大地震が約10回発生しており、同様の地震の発生が懸念されている。だが、交通や工場が原因の振動が多くて観測が難しい。高性能の地震計は東京周辺でも気象庁などが約10ヶ所に設置している程度だ。

(H21.1.11 日経)

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