環境トピックス

緑のカーテン、温度差7度も…千葉市役所

千葉市は18日、節電対策として市役所に設けた「緑のカーテン」で、建物の温度上昇が最大約7度抑制できたと発表した。
 同市役所では6月初旬から、西日のきつい1階西側の窓の外にネットを張り、ゴーヤ、アサガオ、ヘチマ、フウセンカズラなど約100本のつる性植物の栽培を始めた。現在では高さ4メートル、長さ約50メートルもの巨大カーテンに「成長」。直射日光を遮り、葉の蒸散作用で温度上昇を抑え、カーテン両側の温度差を測ったところ、最大7度の違いがあったとしている。アサガオなどの花が見た目の涼しさも演出している。
 カーテンの内側では、ポロシャツ姿の職員らが涼しげに仕事をこなす姿が見られた。市は収穫したゴーヤを市内の児童相談所に食材として提供する予定だ。

2011.8.19 読売新聞

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